オートスライドは引き戸を簡単に自動ドアにしてしまうキットです。

オートスライドはオーストラリアの会社が商品化し、現在ではアメリカ、イギリス、ニュージーランド、シンガポール等で販売され、多くの人に利用されています。

 

引き戸を自動ドアにするキットは、日本にも幾つかありましたし、現在もあります。

ご存知かもしれませんが、それらはすべて高額!

簡単なものでも30~50万円はします。

オートスライドは、もっともっと低コストで、引き戸を自動ドアにできます。

 

オートスライドを自宅のドアに取り付けた状態。取り付けるだけで自動ドアになります。

 

■オートスライドの技術仕様

引き戸の対応最大重量 50kg
本体色 黒または白
付属のレールでの最大開閉幅 約1メートル(920mm)
電源 交流110-240V(直流24V出力ACアダプタ)
拡張レール 500mm
手動モードへの切替
本体寸法 長さ: 490mm 高さ: 70mm 幅: 65mm

 

■オプション製品

タッチセンサー(開閉用プッシュボタン) 【追加用 ワンセットは本体に付属しています。】

タッチセンサー プッシュボタン

オートスライド本体には、2つの無線式プッシュボタンが付属しています。
裏側の両面テープでドアの両面に貼り付けます。
無線式の押しボタンは最大15メートル、本体から離すことができるので、障がい者の方にとって楽に押せる場所に設置することもできます。

追加でタッチセンサーを購入して、ベッドサイドなどに設置することもできます。
ただし少なくとも戸の両側に1つずつタッチセンサーを設置しましょう。
また高齢者や障がい者のために、軽く戸を開くだけで完全に開く補助機能が内蔵されています。

これは「半自動ドア」として知られているものです。
この補助機能を使えば、もしドアの近くに押しボタンがなくても、簡単に出入りができます。

 

有線モーションセンサー

プッシュボタンすら押さずにドアを開けたい! そんなご要望のある方でも、もちろん大丈夫。 オートスライドは2 タイプのセンサーをオプションで販売しています。
センサーは、有線センサーと無線センサーの2 つ。 有線センサーはオートスライドの本体とケーブルをつないで、本体の電源で稼働します。
無線センサーは、センサー内に電池が入っており、その電池で稼働します。

有線センサーと無線センサーでは、センサーの届く長さが違います。有線センサーの赤外線の方が、長い波長となっています。
例えば、左の写真は有線センサーを使っています。もしこの位置に無線センサーをつけると、子供や犬などの動物には赤外線が届かず反応しません。
センサーの感度は、マイナスドライバーで簡単に調整できます。

有線センサーの赤外線感度を高め過ぎると、赤外線が床に届いてしまい、ドアがずっと開き続けることがあります。
感度は注意深く調整しましょう。

 

無線モーションセンサー

無線センサーは有線センサーとは違い、赤外線の信号の距離が短く設定されています。
主には、ペットだけが入れるように、ペット用として作られていますが、例えば手をかざすだけでドアを開けたい等、衛生面を気遣う必要がある現場でも広く採用されています。
ここでは、ペット用に使われている事例を紹介します。 まずは、左のビデオクリップを見て下さい。

 

ビデオのように、ワンちゃんが近づいただけで、自動でドアが開閉します。
ここでよく見て頂きたいのですが、

 

1.自動ドアのセンサーが、ワンちゃんの高さに設置されています。

2.ワンちゃんが入れる程度しかドアが開いていません。


と、なっています。
有線センサーよりも赤外線の信号の距離が短いため、低い位置に取り付けてあり、ワンちゃんが入れる広さだけドアが開くように、オートスライドの本体側で設定しています。
予め、ペットが入る程度開くようにするのか、全開するかは設定可能です。
人も出入りするのであれば、はじめから全開するように設定した方が良いでしょう。
この無線センサーは9V 電池で動作します。
ご使用環境にもよりますが、3~6 ヶ月おきに電池交換をして下さい。

 

リモコン

リモコン

リモコンはフルセットに付属、もしくは別売で提供しています。
リモコンを使えば、本体のコントロールパネルに触らず、簡単に4つのモード(自動/保持/手動/ペット)を切り替えることができます。
本体を手の届きにくい場所に設置した場合、特に便利です。